Q&A 会食編

ビジネスマナーQ&A
「会食編」

知っているようで意外に知らない、ビジネスマナーを岸田輝美がお答えします。
各ジャンル毎に順次アップしていきます。

Q.いまさら聞けない食事のマナーの数々。さておしぼりはどのタイミングでどのように使えばいいでしょうか?

  1. 出されたら直ぐに使う。ふいた部分を内向きにたたむ
  2. 出されたら直ぐに使う。手、顔、口などをふいてもOK
  3. 自分の好きなタイミングで使う。テーブルに落ちた汚れもふく
答は①です。

おしぼりはお店によっては冷たいもの熱いものを用意してくれています。直ぐに使うのがマナーです。おしぼりは『これから料理をいただくことを感謝します』という意味を込めて手を清める行為です。

Q.取引先とレストランで会食をしているときにトイレに行きたくなりました。どのような態度を取ればよいでしょうか?

  1. 食事が終わるまで我慢する
  2. 「すみません。少し失礼します」と声をかけて席を立つ
  3. こっそりとトイレに行く
答えは②です。

食事中にトイレに立つのは望ましいことではありません。食事の前にトイレを済ませることが大事です。ただもよおしてしまったものを絶対に我慢するというのも酷です。何も告げずに席を立つと周りに余計な気を使わせてしまいます。『トイレ』とは言わないまでも隣の方へは「ちょっと席を外します」と伝えておくべきです。

Q.大事な取引先を日本料理店【和室】で接待します。一番偉いお客様の席はどこを勧めたらよいのでしょうか?

  1. 床の間の前の席で床の間から見て右
  2. 床の間の前の席で床の間から見て左
  3. 床の間など関係なくどこでもよい
答えは②です。

きちんとした日本料理店の和室には、座敷の床を一段高くして掛け軸や置物、花を飾る「床の間」があります。ここは神様の寝床とも言われているもっとも神聖な場所です。 ですからその前が上座です。二人並んで座る場合は上座(床の間)から見て左が第一席。右が第二席になります。

Q.大事な取引先をレストラン【洋室】で接待します。一番偉いお客様の席はどこを勧めたらよいのでしょうか?

  1. 出入口からちょうど真ん中
  2. 出入口からもっとも近い席
  3. 出入口からもっとも遠い席
答は③です。

基本的には会議室や応接室と同じように出入口から遠い席が上席になります。基本的にはというのは、そのレストランによって例外もあるからです。 外の素晴らしい景色が見える席や、ショーのステージが見やすいなど出入口から遠い、近いだけでは判断しにくい場合もあります。そのような場合は何故この席をお勧めするのかという理由をお伝えしましょう。

Q.最近は取引先の方と「ビジネスランチ」を取りながらの打ち合わせも多くなってきました。注文した料理が取引先の方より先に料理が出てきてしまいました。どうしますか?

  1. 相手の料理が出てくるまで待つ
  2. 先にゆっくりと食べ始める
  3. スープだけなら口をつけていい
答は①です。

同席しているのが大切な取引先ということを忘れてはいけません。先に口をつけるということは失礼なので一緒のタイミングで食べ始めます。相手の方が「お先にどうぞ」と言って下さったら好意を受けないのも失礼な気持ちになります。「お先にいただきます」と必ず一言添えて食べ始め同じタイミングで食べ終わるような配慮が必要です。