Q&A オフィス編

ビジネスマナーQ&A
「オフィス編」

知っているようで意外に知らない、ビジネスマナーを岸田輝美がお答えします。
各ジャンル毎に順次アップしていきます。

Q.お客様と一緒のエレベーターの乗り降りはどうすればよいのでしょうか?

  1. 乗り降りとも社員が先
  2. 乗り降りともお客様が先
  3. 乗るときは社員が先、降りる時はお客様が先
答えは②です。

プロトコール(どこの国でも通用するマナー)では乗り降りともお客様が先です。ただし、エレベーターが混雑していたり、大勢の方をご案内するときなどは「お先に失礼いたします」と一言お断りしておけば問題ありません。

Q.応接室でお客様に座っていただく椅子はどれが良いのでしょう?

  1. 一人がけのひじかけ椅子
  2. 長いソファー
  3. 背もたれ椅子
答えは②です。

椅子にも格付けがあります。長いソファーが一番上、次に一人がけのひじかけ椅子、背もたれ椅子、スツール(背もたれのない椅子)の順になります。長いソファーが一番格上の理由は、「どうぞ足を投げ出して一人でゆっくりとお座りいただく」という理由があります。

Q.お客様が到着したことを課長に伝えます。どう伝えますか?

  1. 「課長、○○会社の□□様がいらっしゃいました」
  2. 「課長、○○会社の□□様が来ています」
  3. 「課長、○○会社の□□様がお越しになられました」
答えは①です。

お客様を大切にしています。という表現の一つに敬語があります。来たという言葉の尊敬語は「見える」「いらっしゃる」「お越しになる」などがあります。そう考えると②は尊敬ではありません。③のお越しになられたも2重敬語ですので間違っています。

Q.先に退社する上司にどのような言葉をかけたらよいでしょうか?

  1. 「さようなら」
  2. 「お疲れ様でした」
  3. 「ご苦労様でした」
答えは②です。

「さようなら」では上司に対してカジュアル過ぎます。「ご苦労様でした」は自分より目下、後輩の労をねぎらう言葉です。ですから目上には失礼に当たります。この場合は「お疲れ様」が正解です。

Q.外出している岩田課長にお客様から面会の申し入れがありました。お客様にどう伝えたらよいでしょうか?

  1. 「ただいま課長の岩田は外出しております」
  2. 「岩田課長は外出なさっています」
  3. 「あいにく岩田さんは外出しております」
答えは①です。

外部の方に話すとき、自分の会社の上司に敬称を付けるのは間違いです。課長という役職は敬称ですから岩田課長というと身内に敬意を払っている言い方になってしまいます。 あいにくといういい方も、「おあいにくさま」という皮肉っぽい言い方に聞こえ気分を害してしまう方もいるかもしれません。気をつけましょう。